選手紹介

【ブライヤン・エンベウモ】のプレースタイルと経歴は? 安定感ある得点マシーンの魅力とは

[写真]=iStock

こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。

今回はブライトンに所属するFWブライヤン・エンベウモについて深堀をしていきます。なんだかんだで安定して結果を残してきた少しニッチな選手です。

そんなエンベウモについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

基本情報

【身長】 172cm

【生年月日】 1999年8月7日

【出身国】 カメルーン

【利き足】 左

【ポジション】 FW

【背番号】 19

【市場価値】 5000万ユーロ

主な獲得タイトル

特になし

プレー映像

まずはブライヤン・エンベウモの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。

これまでの経歴

2024年現在までのエンベウモの経歴を簡単に振り返りましょう。

ESトロワACⅡ[2016-2018]

出場試合数33試合
得点14得点
アシスト0アシスト

この期間はESトロワACⅡというフランスのアマESトロワACⅡ [2016-2018』チュアチームに在籍していました。

16/17シーズンから17/18シーズンまでをこのチームで過ごしたエンベウモは、33試合14得点0アシストと、まずまずの成績を残していました。

その翌年にトップチームであるESトロワACにステップアップすることになります。

ESトロワAC[2018-2019]

出場試合数46試合
得点12得点
アシスト3アシスト

ESトロワACには約3年在籍しました。ESトロワACはフランスリーグ1部(24/25シーズン時点では2部)のチームです。 

結果としては46試合12得点3アシストと、やや物足りなさを感じる期間となってしまいました。

チームもフランスリーグ2部に降格をしてしまい、エンベウモにとってはトップチームデビューを飾った年だけに複雑な心境だったかもしれません。

ブレントフォード[2019‐2025]

出場試合数200試合
得点50得点
アシスト39アシスト

ここからがブレントフォード時代です。移籍した際はブレントフォードはチャンピョンシップ(英2部)でした。

そこからチームは約2年でプレミアリーグに昇格し、エンベウモ自身も移籍初年度から出場時間を確保しており、安定して結果を残しています。

ちなみにャンピョンシップ時代は92試合24得点17アシストでした。

21/22シーズンからプレミアリーグでの戦いが始まります。エンベウモは4-3-3の左か右のウィングのポジションに入ることが多く、ブレントフォードのアクセントになっていました。

結果的に昇格したシーズンは13位でフィニッシュすることができ、昇格チームとしては上々の滑り出しとなりました。エンベウモ自身もすっかりチームの大黒柱となっており、35試合4得点7アシストと、チーム内ではトップクラスの成績を残しました。

それ以来、ブレントフォードはプレミアリーグに勝ち残ってきました。その間、エースとして活躍していたイヴァン・トニーが賭博容疑の件で離脱を余儀なくされ、その流れでチームを去ることになりました。

それでもエンベウモは安定して得点とアシストを記録しています。

プレースタイル

右サイドハーフやトップ下のポジションを得意としてる選手です。ボールを受けると、最短距離で相手ゴールを目指す傾向にあり、精度の高い左足でアーリークロス、サイドチェンジ、ロングパスなどを行います。また、相手に囲まれた場合でも、足元の技術に自信がある為、そう簡単にとられることはありません。

ブライヤン・エンベウモの魅力

【ブライヤン・エンベウモの魅力①:足元の技術力】

[写真]=depositphotos

一見すると派手な足技はみせることがないエンベウモですが、その足元の技術力は相当高いものを持っています。

ライン際でボールを持つと柔らかく丁寧なタッチでボールをさばきます。ボールを相手DFに晒すタイプの選手ではないため、DFからすると飛び込みずらいFWです。

そんなエンベウモの時間を作るプレーもブレントフォードにとっては助かる要因の一つです。

特別にスピードがある選手ではない分、足元の技術力を磨いてきたのかもしれません。

【ブライヤン・エンベウモの魅力②:守備意識の高さ】
[写真]=gettyimages

エンベウモの守備に対する意欲も好感が持てるポイントです。

現代フットボールにおいて、前線の選手であっても高強度なプレスをすることが求められます。大体の選手がそれらのタスクをこなすことができますが、それは前向きのプレスでの話です。

プレスバックができるかというと別の話になります。プレスバックというのは自チームのプレスがハマらず、ひっくり返された際に戻って守備をすること、あるいは味方の横パスなどが奪われてカウンターに入られたときに戻って守備をすることを意味すると思いますが、これをできる選手とできない選手は明確に分かれます。

エンベウモはしっかりとプレスバックを行える選手です。また、それだけでなく、相手カウンター時の見方のマークが足りない、もしくは大外のマークが外れている場合には積極的にディフェンスラインに参加します。

そこまで守備意識が高い選手は珍しく、サポーターからも信頼を置かれていることも分かります。

【ブライヤン・エンベウモの魅力③:安定した得点力】

[写真]=depositphotos

エンベウモはFWとしての得点力を安定的に発揮できる選手です。

ブレントフォードに加入して初年度(19/20シーズン)が16ゴール、20/21シーズンからは8点から9点を安定的に記録しています。

「FWで2桁いかないのはどうなんだ?」という声もあるかもしれません。

しかし、2部から昇格してきたチームの資金力、人員、一人一人のタスク、プレッシャーなどを考えると、この数字は大きく評価されるべきだと思います。

風貌からは想像もつかない若さ

ブライヤン・エンベウモの魅力をお伝えしていきました。

ブレントフォードでは今や欠かせない選手になっており、年齢も意外と25歳(2024年9月時点)と、これからも期待できる選手です。

2部昇格からこれだけ台風の目として猛威を振るうチームは珍しく、どのビッグクラブも毎試合苦戦を強いられています。

そんなブレントフォードを支え続けているのがエンベウモの得点力です。

是非ブライヤン・エンベウモの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

【24/25ブレントフォード】選手一覧 今年もイングリッシュプレミアリーグの2024/2025シーズンがついに開幕しました。本記事では今シーズンを戦う【ブレントフォー...