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【リコ・ルイス】のプレースタイルと経歴は? ペップが認めた次世代型DFの魅力とは

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こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。

今回はマンチェスターシティに所属するDFリコ・ルイスについて深堀をしていきます。ペップの下で現代フットボールの真髄に触れたリコ・ルイス。サイドバックと中盤での起用に応えることができ、それぞれのポジションでの役割も多種多様にこなします。

攻撃関与能力★★★
守備貢献能力★★★
サッカーIQ★★★★★
身体能力★★

そんなリコ・ルイスについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

基本情報

【身長】 169cm

【体重】 ?kg

【生年月日】 2004年11月21日

【出身国】 イングランド

【利き足】 右

【ポジション】 CM/DF

【市場価値】 50億円

主な獲得タイトル

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クラブ/代表大会名獲得回数獲得年度
マンチェスターシティFAカップ1回2022-2023
プレミアリーグ2回2023-2024・2022-2023
Jリーグワールドチャレンジ1回2023
チャンピョンズリーグ1回2022-2023
UEFAスーパーカップ1回2023-2024
FIFAクラブワールドカップ1回2023
マンチェスターシティ U-23プレミアリーグ21回2021-2022
マンチェスターシティ U-18U-18 プレミアリーグ3回2022-2023・2021-2022・2020-2021
FAユースカップ1回2019-2020

プレー映像

まずはリコ・ルイスの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。

これまでの経歴

2024年現在までのリコ・ルイスの経歴を簡単に振り返りましょう。

マンチェスターシティ下部組織

在籍期間2012-2022
出場試合数48試合
得点5得点
アシスト3アシスト

8歳でマンチェスターシティの下部組織に入団したリコ・ルイス。

2020年には15歳の若さでU-18プレミアリーグの開幕節に抜擢されます。2021-2022シーズンにはU-18の主将を務め、チームを牽引。チームもU-18プレミアリーグを優勝しました。この活躍もあり、U-18の年間最優秀選手に輝きました。

2022年7月、マンチェスターシティ(英1部)とのプロ契約が成立します。

マンチェスターシティ

在籍期間2022~
出場試合数27試合
得点2得点
アシスト4アシスト
※2023-2024シーズン成績

リコ・ルイスは2022-2023シーズンに向けたプレシーズンで監督からの評価を高めます。アメリカでの遠征の際、バイエルンミュンヘンとの試合に出場。監督の記憶に残るプレーを見せました。

すると、2022年8月に行われた試合で82分にカイル・ウォーカーに代わって途中出場。この試合がトップチーム初出場となりました。

その後は安定したパフォーマンスを継続し、カイル・ウォーカーの負傷離脱の穴を埋めました。結果的に、2023-2024シーズンは27試合に出場するなど、17歳の若さにしてシティの将来を期待される選手になっています。

代表歴(A代表)

出場試合数5試合
得点0得点
アシスト0アシスト
※2024年11月時点

プレースタイル

主に右サイドバックをこなす選手。守備面・攻撃面でインパクトのあるプレーは少ないものの、リコ・ルイスの特徴は何といっても「サッカーIQ」。偽サイドバックの動きを得意としており、気の利いたタイミング、的確なスピード感で中盤に入ります。中盤でのプレーは、その若さからは想像できないほどに落ち着いており、目立ったミスをしません。シティのDNAとペップの戦術を体現する選手です。

リコ・ルイスの魅力

【リコ・ルイスの魅力①:高いフットボールIQ】
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ペップの元で育成されたリコルイスはサッカーIQがとても高い選手です。現代フットボールにおいては前線の選手だけではなく、後ろの選手も高いサッカーIQが求められます。その一つが「ユーティリティ性」です。

リコルイスはそのユーティリティ性が高く、主にサイドバックと中盤でプレーします。いわゆる「偽サイドバック」をこなせる選手です。チェルシー所属のDFギュスト、アーセナル所属のジンチェンコなども同様に「偽サイドバック」としてプレーしますが、彼らには戦術上の決まりがあるようにみえます。

その点、リコルイスは戦術上の決まりのみで動いているようには見えません。戦術に自己判断を加えて動いているように見えます。偽サイドバックといえばボール保持の時間帯は中盤に入って攻撃を構築しますが、リコルイスは時と場合に分けてプレーをしています。

それは試合の流れに合わせた柔軟性と、ペップからの信頼がなければできないプレーです。

【リコ・ルイスの魅力②:間違いないプレー選択】
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中盤に入って試合を構築することも多いリコルイス。決して悪目立ちすることはありません。試合状況を冷静に把握し、適切にボールを配給します。

相手選手のプレッシャーがかかっている状況では無理に前を向くことはなく、試合を流動的に動かします。一見、当たり前のプレー選択に思われますが、決して簡単ではありません。中盤の選手には必要不可欠な技術です。

ダイナミックなボールの持ち運びやパスは行いませんが、それはシティの戦術による理由。基礎的な技術は相当高いため、チーム戦術に合わせたプレースタイルの変更にも適応できます。

次世代を担う選手

リコ・ルイスの魅力をお伝えしました。

リコ・ルイスの器用さは同世代で比較しても頭一つ抜けています。所属するシティでさえも「偽サイドバックの役割」を与えられている選手とそうでない選手がいます。それほど、リコ・ルイスは器用な選手として期待されています。

現代フットボールは1つのポジションをとっても、多様な役割が求められています。FWであっても守備に参加する、サイドバックでも中盤に入る。このようなスタイルは一昔前までありませんでした。

この先、より多くの役割が求められることが予想されます。リコ・ルイスは現段階で複数の役割をこなせる選手です。次世代を担う選手に間違いはありません。

是非リコ・ルイスの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

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