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【カーティス・ジョーンズ】のプレースタイルと経歴は? リズミカルな攻撃を創造するMFの魅力とは

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こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。

今回はリヴァプールに所属するMFカーティス・ジョーンズについて深堀をしていきます。幅広い視野を持ち、見事なドリブルで中盤からの攻撃を牽引するジョーンズ。若くしてリヴァプールのカウンターフットボールの焚き付け役となっています。

攻撃関与能力★★★
守備貢献能力★★★
サッカーIQ★★★
身体能力★★

そんなカーティス・ジョーンズについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

基本情報

【身長】 184cm

【体重】 75kg

【生年月日】 2001年1月30日

【出身国】 イングランド

【利き足】 右

【ポジション】 MF

【市場価値】 60億円

主な獲得タイトル

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クラブ/代表大会名獲得回数獲得年度
U-21 イングランド代表UEFA U-21 チャンピョンシップ1回2023
リヴァプールFAカップ1回2021-2022
プレミアリーグ1回2019-2020
チャンピョンズリーグ1回2018-2019
カラバオカップ1回2021-2022
UEFAスーパーカップ1回2019-2020
FIFAクラブワールドカップ1回2019
コミュニティシールド1回2022-2023

プレー映像

まずはカーティス・ジョーンズの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。

これまでの経歴

2024年現在までのカーティス・ジョーンズの経歴を簡単に振り返りましょう。

リヴァプール下部組織

在籍期間2010-2020
出場試合数89試合
得点41得点
アシスト14アシスト
※U-18/U-19/U-21/U-23での合算成績

イギリス北西部マージ―サイド州に位置するリヴァプール出身のジョーンズ。2010年にリヴァプールの下部組織に入団します。

入団以降、順当にステップアップしたジョーンズは、2018年4月にトップチームから召集の声がかかります。

リヴァプール

在籍期間2018~
出場試合数133試合
得点16得点
アシスト13アシスト
※2023-2024シーズンまでの成績

2018年4月のエヴァ―トン戦でトップチームのベンチ入りを果たします。当時、17歳でした。初召集&トップチームデビューとはなりませんでしたが、それから約1年後の2019年1月にFAカップ3回戦でトップチームデビューを飾ります。記憶に残る鮮烈なデビューにはならなかったものの、若手ながらアグレッシブなプレーを披露。同年9月にはカラバオカップ3回戦で先発出場を果たし、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝くなど、着実に力をつけていきます。

2019-2020シーズンは、U-23で14試合9得点4アシスト、トップチームで12試合3得点1アシストを記録しました。

2020-2021シーズンからは背番号を48から17に変更し、トップチームでの活動が本格化します。結果は34試合4得点5アシスト。そのうち、リーグ戦24試合と、クロップ監督の信頼を若くして勝ち取ります。

続く2021-2022シーズンは目の怪我などもあり、27試合の出場にとどまりましたが、安定感あるプレーを継続。1得点3アシストを記録しました。

2022-2023シーズンと2023-2024シーズンはそれぞれ23試合、36試合に出場。小さな怪我で離脱を余儀なくされる期間もありましたが、出場すればチームのために走れる選手のため、クロップ監督からの信頼は尽きないままでした。

2024-2025シーズンからはクロップ監督からスロット監督に体制が移行しましたが、更なる安定感と力強さを手に入れたジョーンズは、ファーストチョイスになっています。

代表歴(A代表)

出場試合数2試合
得点1得点
アシスト0アシスト
※2024年12月時点

プレースタイル

中盤であればどのポジションでもこなせる選手。ボランチやトップ下など、どの位置でも忠実に役割をこなします。全体を広く把握する能力に長けており、味方の困っている時に、適切なタイミングでボールを受けにきます。受けてからのターンやドリブルの技術も高いため、攻撃のスイッチを入れられる他、ビルドアップの逃げ道としても機能します。また、トランディションが素早く、次への動きがスムーズです。特に、攻から守への切り替えが素早いため、相手の攻撃の芽を潰すことができ、奪ってからのカウンターをジョーンズ起点で行うことも多々あります。

カーティス・ジョーンズの魅力

【カーティス・ジョーンズの魅力①:危機察知能力の高さ】
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ジョーンズは中盤に求められる役割を忠実にこなします。ビルドアップの参加、パスの配給、2列目からの飛び出しなど、それぞれの場面で欲しい動きをしてくれます。中でも、パスコースを作る動きがうまく、リヴァプールの攻撃に流動性を持たせます。

そんな中盤の選手として攻撃に参加していますが、守備能力の高さも見逃せません。純粋な対人守備というよりかは、危険を察知したポジショニングから行うプレスバックやインターセプトを得意としています。チームのために走り回れる選手のため、プレスバックは惜しまず、インターセプトを積極的に狙いに行きます。カウンターフットボールを得意とするリヴァプールにとって、不意をつく守備は攻撃の起点となるため、ジョーンズの守備は重宝されています。

【カーティス・ジョーンズの魅力②:ピックアップのうまさ】
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ビルドアップに参加するタイミング、ピックアップ能力が長けています。ピッチ全体を見渡し、チームが右肩上がりの陣形になれば、バックラインの不足した部分に吸収。相手チームの前線からのプレスが激しい場合は、相手FWの背中でボールをピックアップなど、欲しいところにいてくれるのがジョーンズです。

ボランチなどのポジションで起用された選手はディフェンスラインに参加することは多々ありますが、ジョーンズは機を見て適切なタイミングでピックアップをしにきます。ジョーンズの攻撃時のプレー強度を考えると、自陣後方まで下がるには相当のスタミナが必要です。しかし、それを感じさせないのがジョーンズ。90分を通して、味方の助けになるポジショニングをし続けます。その精度も落ちないため、リヴァプールの攻撃にスイッチを入れることも多くあります。

【カーティス・ジョーンズの魅力③:ドリブルのコース取り】
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ジョーンズはピックアップから前線に運ぶこともできます。その際のドリブルスピードとコース取りがうまく、ボールホルダーとしては理想系です。中盤の選手としてのリスク管理ができており、不要なボールロストを避けてくれるため、カウンターフットボールを志向するチームにおいては非常に効果的です。

似たタイプでいうと、MFマテオ・コヴァチッチが当てはまるかと思います。丁寧なタッチで前線に運びつつ、相手の動きを常に把握し、隙あらばスピードアップ、もしくは鋭いパスでゴールに迫ります。現時点で荒削りな部分はあるものの、ポテンシャルは相当なものを持っています。

万能型として大成へ

カーティス・ジョーンズの魅力をお伝えしました。

ジョーンズは中盤選手に必要な能力をバランスよく持っています。強いて言えば、パスの配給面で違いを生み出すことができれば、尚評価を高めると思います。

そして、バランス面で優れている選手はプレミアリーグに多く在籍しています。例えば、ジョン・マッギンやエンソ・フェルナンデスなどです。マッギンは万能さもさることながら、キャプテンシーを併せ持ち、左利きというオプション付き。エンソは守備能力に長けていながらも得点感覚に優れ、チームを背中で引っぱります。

そのような名選手は、万能さの中にも選手個々の色がでています。一方のジョーンズはあと一歩ほしいところ。しかし、数シーズンで劇的に成長を重ねるジョーンズにとって、それはたやすいことだと思います。スロット体制となり、より役割が明確化されたジョーンズがどのような色を出していくのか注目です。

是非カーティス・ジョーンズの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

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