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【アレクサンデル・イサク】のプレースタイルと経歴は? ゴール量産の背景にある魅力とは

[写真]=Wallpapers.com

こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。

今回はニューカッスルに所属するFWアレクサンデル・イサクについて深堀をしていきます。昨シーズン(23/24シーズン)は40試合に出場して25ゴールと大爆発。

そんなイサクについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

基本情報

【身長】 192cm

【生年月日】 1999年9月21日

【出身国】 スウェーデン

【利き足】 右

【ポジション】 FW

【背番号】 14

【市場価値】 8700万ユーロ

主な獲得タイトル

レアル・ソシエダ

コパ・デル・レイ:1回 (19/20)

ボルシアドルトムント

DFBポカール:1回 (16/17)

プレー映像

まずはイサクの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。

これまでの経歴

2024年現在までのイサクの経歴を簡単に振り返りましょう。

AIKソルナ[2015-2017]

出場試合数29試合
得点13得点
アシスト1アシスト

イサクは2016年にAIKソルナというスウェーデンのチームでトップチームデビューを飾りました。

プロデビューから上場の結果を残します。公式戦29試合に出場し、13得点1アシストを記録しました。その当時、イサクの年齢は17歳なので、堂々の滑り出しと言えるでしょう。

その結果、翌年の2017年にドイツのビッククラブの1つであるボルシア・ドルトムントに移籍することになりました。

ドルトムント[2017-2019]

出場試合数25試合
得点6得点
アシスト1アシスト

ドルトムント時代のイサクが活躍できたかというとそうではありませんでした。

16/17シーズンから18/19シーズンまでの約2年間をドルトムントで過ごしましたが、出場試合は25試合にとどまり、6ゴール1アシストと、FWとしては物足りない期間になってしまいました。

そんな経緯もあり、2019年にオランダ(エールディビジ)のヴィレムⅡにレンタル移籍をすることになります。

ヴィレムⅡ[2019]

出場試合数18試合
得点14得点
アシスト6アシスト

ヴィレムⅡにレンタル移籍をしたイサク。ここで彼の才能が花開きます。

18試合14得点6アシスト

圧巻の結果を残しました。当時の年齢が20歳だったこともあり、多くのビッグクラブから熱視線を浴びることになります。

そこで獲得に名を挙げたのがスペイン(ラ・リーガ)のレアル・ソシエダでした。

レアル・ソシエダ[2019-2022]

出場試合数132試合
得点44得点
アシスト8アシスト

2019年の夏の移籍でレアル・ソシエダに移籍することになったイサク。ここでFWとして確固たる地位を築き上げます。移籍初年度(19/20シーズン)から45試合16得点3アシストを記録し、さらに翌年(20/21シーズン)はそれを上回る44試合17得点2アシストを記録。

この段階で世界から注目されるストライカーの1人になりました。

それ以降は膝やハムストリングの怪我と付き合いながらの出場を余儀なくされ、21/22シーズンは41試合10ゴール3アシストでした。それでもシーズン2桁ゴールをマークするイサクは覚醒したと言えるでしょう。

そして、その実績から翌年の22/23シーズンからイングランド(プレミアリーグ)のニューカッスルユナイテッドでプレーすることになります。

ニューカッスル[2022-2025]

出場試合数67試合
得点35得点
アシスト4アシスト
※23/24シーズンまでの成績

レアル・ソシエダから6000万ポンドでニューカッスルに移籍したイサク。

その当時はイサクの線の細さが心配されていました。

しかしその不安をわずか数試合で払拭。移籍初年度(22/23シーズン)からプレミアリーグのプレー強度に順応し、27試合10ゴール2アシストと、ストライカーとしての存在価値を証明して見せました。

これまでのニューカッスルにいたFWはカラム・ウィルソン、ジョエリントン、アルミロンなど、実績のある選手たちでした。しかし、イサクのような身体能力+スピードを持ち合わせたタイプではありませんでした。

その違いがニューカッスルの攻撃を活性化させました。

それ以降も順調に得点を重ね、23/24シーズンは40試合25ゴール2アシストと、プレミアリーグの得点王を狙えるポジションにまでのし上がりました。

アレクサンデル・イサクの魅力

【アレクサンデル・イサクの魅力①:圧倒的なスピード】

[写真]=Wallpapers.com

そのスマートな身体から発せられるスピードはプレミア随一のものがあります。

もともと、身体能力に長けているストライカーではありますが、特にスピードはずば抜けて高いと感じます。イサクはセンターフォワードを定位置としつつ、常に裏抜けを狙っています。それは裏に抜けることがチャンスに繋がることもそうですが、自身の特徴であるスピードを活かすプレーだからです。特に相手のディフェンスラインがハイラインだと効果的です。

もちろん、スピードを活かしたいがために裏抜けばかりを狙うわけではありません。そのスピードは守備時にも役立ちます。

イサクは守備意識の高い選手で、相手陣営でボールを奪われた際にはプレスバックを積極的に行います。相手からすればカウンターのチャンスのため、すぐに前方にボールを運ぼうとします。それがロングパスであれば効果的ですが、そう簡単にパスコースを見つけることはできません。すると、ボールホルダーがやや停滞する(味方選手をみつけようとスピードを緩める)ことがあります。

そんな時にイサクのスピードを活かした守備が効果的に機能します。相手のボールホルダーはもちろん前方を向いているので、イサクの気配に気づきません。

スピードがある分、相手選手に到達する時間も短く、カウンターの芽を有効につぶすことができるのです。

【アレクサンデル・イサクの魅力②:高身長でありながら細かいボールタッチ】

[写真]=Wallpapers.com

190センチを超える長身のストライカー中には、足元の技術に難がある選手も少なくありません。それは長身を活かしたヘディング、フィジカルがあるからです。

それに比べ、イサクは192cmという高身長でありながら、足元の技術に長けています。それはドリブルの際によく見られます。

イサクは相手と対峙し、仕掛けるフェーズに入ると足元のテクニックを披露します。派手なフェイントを入れ込むわけではないですが、相手の逆をつくシンプルな技術で相手を抜いていきます。

いわゆる大型ストライカーであるルカクやハーランドはフィジカルやスピードを活かして漸進しますが、イサクは足元の細かいタッチとスピードで前進します。

そのような特徴を持つ選手は多くいるようでとても少なく、イサクの大きな特徴です。

【アレクサンデル・イサクの魅力③:身体能力を活かした空中戦】

[写真]=Wallpapers.com

魅力②ではあたかも身体能力に頼らないかのような記述の仕方をしましたが、イサクの身体能力に疑いの余地はありません。

特に空中戦には強い印象があります。元々身長が高いこともありますが、ジャンプ力が非常に高いです。ゴールキックやロングパスなど、相手を背負った状態でヘディングする際も、先にボールに触れる回数は多いです。

そのため、攻撃の起点になることもあります。

そうした身体能力も存分に発揮してくれる一面もあります。

第2のイブラヒモヴィッチ継続へ

アレクサンデル・イサクの魅力をお伝えしていきました。

ニューカッスルに移籍した際はそこまで期待のかかる存在ではなかった印象でした。しかし、今やマンチェスターシティのハーランドやリヴァプールのサラーと肩を並べるほどのストライカーに成長しています。そして、母国スウェーデンでは「第2のイブラヒモヴィッチ」とも呼ばれる存在です。

怪我がちな点は少し心配ではありますが、間違いなくプレミアリーグを代表するストライカーです。年を追うごとにリーグの強度に慣れ、怪我も少なくなるはずです。

そんなイサクの成長と活躍を期待していきましょう。

是非アレクサンデル・イサクの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

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