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【ブルーノ・ギマランイス】のプレースタイルと経歴は? 中盤に厚みをもたらすファイターの魅力とは

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こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。

今回はニューカッスルに所属するMFブルーノ・ギマランイスについて深堀をしていきます。移籍当初はチームに馴染むことに苦戦したものの、数試合で絶対的な地位に上り詰めたギマランイス。ブラジル人らしい華やかさと泥臭さを併せ持つ選手です。

攻撃関与能力★★★
守備貢献能力★★★★
サッカーIQ★★★
身体能力★★

そんなギマランイスについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

基本情報

【身長】 182cm

【体重】 74kg

【生年月日】 1997年11月16日

【出身国】 ブラジル

【利き足】 右

【ポジション】 MF

【市場価値】 129億円

主な獲得タイトル

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クラブ/代表大会名獲得回数獲得年度
U-23 ブラジル代表東京オリンピック1回2020
アトレティコ・パラナエンセコパ・スダメリカーナ1回2018
カンピオナート・パラナエンセ2回2019・2018
Jリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦1回2019
コパ・ドゥ・ブラジル1回2019

プレー映像

まずはギマランイスの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。

これまでの経歴

2024年現在までのギマランイスの経歴を簡単に振り返りましょう。

アウダックス・サンパウロ

在籍期間2015-2017
出場試合数9試合
得点0得点
アシスト0アシスト

アウダックス・リオデジャネイロの下部組織とグレミオ・オザスコ・アウダックスの下部組織に在籍後、2015年からアウダックス・サンパウロ(ブラジル1部)に加入したギマランイス。2017年にトップチームデビューを果たします。

インパクトを残したギマランイスはアトレティコ・パラナエンセ(ブラジル1部)へレンタル移籍をします。

アトレティコ・パラナエンセ

在籍期間2017-2020
出場試合数106試合
得点10得点
アシスト4アシスト

アトレティコ・パラナエンセに移籍後はU-23での出場がメインになりましたが、移籍後1カ月でトップチームデビューを果たします。その後、2018年3月にアトレティコ・パラナエンセがギマランイスを完全移籍で獲得。2021年までの3年契約にサインしました。

リヨン

在籍期間2020-2022
出場試合数51試合
得点3得点
アシスト6アシスト

2020年1月に2000万ユーロでオリンピック・リヨン(フランス1部)に移籍をします。4年契約でした。移籍した1シーズン目は半年間で9試合に出場し、チームに適合すると、続く2020-2021シーズンは37試合に出場。3得点1アシストを記録しました。

チームの中核を担ったギマランイスは2022年1月に移籍を決断します。行先はニューカッスル(イングランド1部)でした。

ニューカッスル

在籍期間2022~
出場試合数107試合
得点17得点
アシスト16アシスト
※2023-2024シーズンまでの成績

2021‐2022シーズンの冬の移籍でニューカッスルに加入したギマランイス。残り試合が少ないにもかかわらず、2022年2月のエヴァ―トン戦でデビューを果たすと、その後もスタメンとして16試合を戦いました。

移籍直後はプレミアリーグの強度に慣れない様子だったものの、数試合をこなすうちにみるみる適合。続く2022-2023シーズンは40試合、2023-2024シーズンは50試合に出場と、ニューカッスルの中盤に厚みをもたらしています。

代表歴(A代表)

出場試合数32試合
得点1得点
アシスト6アシスト
※2024年12月時点

プレースタイル

ボランチの位置で起用されることが多い選手。攻守にわたる献身的で気迫触れるプレーが特徴的で、サポーターの心をすぐに掴んでしまいます。攻撃時には、多彩なパス、堅実なフィードを淡々とこなし、守備時にはファイターとして汚れ役を買って出ます。時折見せるブラジル人らしいテクニックもお手の物で、観客を楽しませることも心得ています。守備的MFとして認知されていますが、中盤の役割であればすべてこなせる選手のため、万能プレーヤーといえます。

ブルーノ・ギマランイスの魅力

【ブルーノ・ギマランイスの魅力①:破壊的な守備能力】
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ギマランイスの守備強度はプレミアリーグ屈指です。ボランチで起用されることが多いギマランイスは、相手のボール保持のタイミングになると機を見てすぐに捕まえに行きます。その際のスタートポジションが巧みで、相手から見えづらい位置から詰めていき、進路を塞ぎながらの守備をします。ギマランイスの守備範囲に入ってしまった相手選手はなかなか抜け出すことができません。ファイターであるギマランイスにとって、一度ロックオンした相手を離すことは負けになります。そのため、守備強度が激しく、警告枚数も多いです。

ポジショニングの良さはカバーリングの際にも発揮されます。味方の守備が手こずっている際、味方が抜かれてしまえば致命的になるシーンなど、チームの守備が危ない時にいち早く駆けつけます。危険を常に予測しながらプレーしているため、ポジショニングが良く、精度の良いカバーリングをしてくれます。

【ブルーノ・ギマランイスの魅力②:前線の選手に合わせた正確なパス】
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守備面だけが特徴ではないのがギマランイス。前線への配給も一級品です。

特に、サイドバックからウィング、ウィングから横にいるギマランイス、ギマランイスから前線、という流れはニューカッスルの鉄板で何度もチャンスシーンを演出しています。

その際、ギマランイスは大半のパスをワンタッチで行います。その質がとても高く、前線にいるイサクやゴードンといったスピードのある選手にぴったり届けます。

ギマランイスのパスのパターンはそれだけではありません。グラウンダーの縦パスも見事です。ピッチのやや斜め横方向にボールを運びながら対角線上へパス、ペナルティエリア内の味方に鋭いパスなど、ブラジル人らしい観客を沸かせるプレーも可能です。

【ブルーノ・ギマランイスの魅力③:ロッカールームの空気作り】
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ロッカールームでの振る舞いも一流だと言います。試合を観戦していれば感じることではありますが、ギマランイスはプレーでチームを引っ張ります。チームに熱量が足りない時には見方を鼓舞し、チームが押せ押せになりすぎたときには一歩引いて冷静に試合を締めくくります。

そういった全体感を持つ選手です。そのため、ロッカールームでの味方選手に対する後押しやケアが上手なのだと思います。また、ハングリー精神旺盛なギマランイスは、人一倍負けず嫌いな面があります。それは、試合のスコアみならず、相手との一対一の場面や、コンタクト勝負など、局面局面での話です。

そのため、味方が怠惰なプレーをした際、チームの活力が低下している際には容赦なく怒ります。現代フットボールには、このようなファイターは少なく、貴重です。

ロドリのように

ブルーノ・ギマランイスの魅力をお伝えしました。

中盤の低い位置は、現代フットボールにおいて最重要ポジションと言えます。マンチェスターシティ所属のロドリがバロンドーラーになったように、最も注目されるポジションです。その役割も多種多様で、いかなる場面においても高い質を提供できなければいけません。

そういった意味で、ギマランイスは攻守にわたる活躍が期待できるため、ロドリのような選手として大成できるかもしれません。年々激化するプレミアリーグでギマランイスがどのレベルまで達するのか注目です。

是非ブルーノ・ギマランイスの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

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