こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。
今回はブライトンに所属するMFカルロス・バレバについて深堀をしていきます。2024-2025シーズンにデビュー以降、中央に迫力をもたらしたバレバ。元ブライトンのカイセドやビスマのような対人守備もさることながら、前線への持ち運びが特徴的です。
攻撃関与能力 | ★★★ |
守備貢献能力 | ★★★★ |
サッカーIQ | ★★ |
身体能力 | ★★★★ |
そんなバレバについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
基本情報
【身長】 179cm
【体重】 77kg
【生年月日】 2004年1月3日
【出身国】 カメルーン
【利き足】 左
【ポジション】 MF
【背番号】 20
【市場価値】 36億円
主な獲得タイトル
特になし
プレー映像
まずはバレバの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。
これまでの経歴
2024年現在までのバレバの経歴を簡単に振り返りましょう。
リールB
在籍期間 | 2022-2022 |
出場試合数 | 13試合 |
得点 | 1得点 |
アシスト | 0アシスト |
母国カメルーンのEFブラッスリー・ドゥ・カメルーンでキャリアをスタートさせたバレバ。
2022年にリール(仏1部)に引き抜かれます。リールへの移籍決定後、Bチームで活動します。
Bチームでの活躍が評価され、当時のリールを率いていたパウロ・フォンセカ監督からトップチームに呼ばれます。当時、18歳でした。
リール
在籍期間 | 2022-2023 |
出場試合数 | 23試合 |
得点 | 0得点 |
アシスト | 0アシスト |
2022年8月のAJオセールとの開幕戦でトップチームデビューを飾ります。その後も出場機会を伸ばし、2022-2023シーズンは21試合に出場しました。
2023年8月の移籍期間終了間際にブライトン(英1部)への移籍が発表されます。
ブライトン
在籍期間 | 2023~ |
出場試合数 | 37試合 |
得点 | 0得点 |
アシスト | 0アシスト |
ブライトンに5年契約で入団したバレバ。移籍初年度にもかかわらず、プレミアリーグ27試合に出場し、若手中心のブライトンでひときわ存在感を示しました。
2024-2025シーズンからはスタメンとして出場することが増え、得点に関与する能力も開花しています。
プレースタイル
ポジションはボランチ。中盤の守備的な位置をベースポジションとしながら、持ち運びを得意とする選手です。足元の技術は抜群に高いわけではありませんが、持ち運ぶ際のコース取り、身体の当て方が上手く、グングンと前線に運んでいきます。また、セカンドボールの回収にはいち早く反応する選手で、迫力をもって奪いに行きます。
カルロス・バレバの魅力
【カルロス・バレバの魅力①:ボールの持ち運び】
Embed from Getty Imagesバレバはフィジカル能力に長けています。179cm・77kgに見えないほど体格がガッチリしており、ちょっとやそっとのタックルを受けても倒れません。
そのフィジカルを活かしたボランチの位置からの持ち運びは見事で、ブライトンのビルドアップの逃げ道として、ブライトンの攻撃に入るスイッチとして機能しています。ドリブルが上手いというよりは、そのコース取りや身体の当て方が上手く、推進力をもって前線にボールを運びます。
常に周りの状況を把握している印象で、少しでも前を向くタイミングがあればチャレンジします。そのチャレンジも失敗することは少なく、苦し紛れでもボールをつなぐことができます。
【カルロス・バレバの魅力②:人を捕まえに行く力】
Embed from Getty Imagesボランチで出場することが多いバレバ。攻撃時は隙があれば前線まで駆け上がっていきますが、守備時においても積極性のある選手です。
前線からプレッシングをかけている際、自分のポジションから離れ、一列前の選手を捕まえに行きます。捕まえに行くタイミングもうまく、相手が油断した瞬間にボール奪取を試みます。身体を寄せるだけでなく、インターセプトをしているシーンも多いため、もしかすると意図的にマークを外して相手の油断を作っているのかもしれません。
また、相手選手との一対一においても、高強度な守備をします。相手とボールが離れた瞬間を見計らい、相手に身体をぶつけます。フィジカル能力に長けているバレバは、タックル勝負においては敵なしです。決してアバウトで危険なタックルではなく、非常に計算されているクリーンなタックルです。そのため、ファールになることが少なく、そのまま攻撃に繋がることも珍しくありません。
ブライトン中盤の継承者として
カルロス・バレバの魅力をお伝えしました。
ブライトンはこれまで、ビスマやカイセドなど、中盤のポジションから多くの名プレーヤーを輩出してきました。これらの選手も加入当初から絶大な期待をされていた選手ではありませんでした。それでも、ブライトンに100億円以上の移籍金を残してチームを去っていきました。
ビスマとカイセドの次はバレバです。それほど、年齢を感じさせない成熟したプレーを披露しています。それも、これまでの選手以上に現代フットボールに適合しています。ブライトンのビジネス上、バレバの売却は待ったなしですが、バレバがブライトンでどれほどの爪痕を残すのか注目です。
是非カルロス・バレバの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!