こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。
今回はチェルシーに所属するFWコール・パーマーについて深堀をしていきます。マンチェスターシティからチェルシーに加入後、圧巻のパフォーマンスを継続。すべてにおける能力が高く、プレミアリーグで最も注目するべき選手と言っても過言ではありません。
攻撃関与能力 | ★★★★★ |
守備貢献能力 | ★★★★ |
サッカーIQ | ★★★★★ |
身体能力 | ★★ |
そんなパーマーについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
基本情報
【身長】 185cm
【体重】 72kg
【生年月日】 2002年5月6日
【出身国】 イングランド
【利き足】 左
【ポジション】 FW・MF
【背番号】 20
【市場価値】 129億円
主な獲得タイトル
クラブ/代表 | 大会名 | 獲得回数 | 獲得年度 |
マンチェスターシティ | FAカップ | 1回 | 2022-2023 |
プレミアリーグ | 3回 | 2022-2023・2021-2022・2020-2021 | |
Jリーグワールドチャレンジ | 1回 | 2023 | |
チャンピョンズリーグ | 1回 | 2022-2023 | |
カラバオカップ | 1回 | 2020-2021 | |
UEFAスーパーカップ | 1回 | 2023-2024 | |
U-21イングランド代表 | UERO U-21 | 1回 | 2023 |
マンチェスターシティU-18 | U-18プレミアリーグ | 2回 | 2021-2022・2020-2021 |
FAユースカップ | 1回 | 2019-2020 | |
U-18プレミアリーグカップ | 2回 | 2019-2020・2018-2019 |
プレー映像
まずはパーマーの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。
これまでの経歴
2024年現在までのパーマーの経歴を簡単に振り返りましょう。
マンチェスターシティ下部組織
在籍期間 | 2010‐2020 |
出場試合数 | 67試合 |
得点 | 49得点 |
アシスト | 22アシスト |
イギリス・マンチェスターの郊外に位置するウィゼンショーに生まれたパーマー。8歳の時にマンチェスターシティの下部組織に入団します。
チーム内での活躍が徐々に評価され、2019-2020シーズンにはU-18でキャプテンを務めます。結果も26試合24得点9アシストと大爆発。主将としてチームを牽引する活躍を見せました。
マンチェスターシティ
在籍期間 | 2020-2023 |
出場試合数 | 41試合 |
得点 | 6得点 |
アシスト | 2アシスト |
2020年9月のカラバオカップでマンチェスターシティ(英1部)でトップチームデビューを飾ります。
その後は途中交代での投入される機会が多かったパーマー。出場機会が少ない分、試合に溶け込むまでに時間を要し、インパクトのある活躍を見せることはできませんでした。
2023年9月に活躍の場をチェルシー(英1部)に移します。
チェルシー
在籍期間 | 2023~ |
出場試合数 | 45試合 |
得点 | 25得点 |
アシスト | 15アシスト |
7年契約の完全移籍で入団を決意したパーマーは圧巻のパフォーマンスを見せます。2023-2024シーズンの4月に行われた対マンチェスターユナイテッド戦でハットトリックを記録。キャリア初のハットトリックでした。さらにその10日後の試合である対エヴァ―トン戦でもハットトリックを記録。2023-2024シーズンはまさにパーマーの年となりました。
その活躍もあり、PFA年間最優秀若手選手賞を受賞。その他にも、プレミアリーグ年間最優秀選手とFWA年間最優秀選手にもノミネートされました。
代表歴(A代表)
出場試合数 | 11試合 |
得点 | 2得点 |
アシスト | 1アシスト |
プレースタイル
中盤・ウィンガーとして起用に応えられる選手。攻撃の役割をオールマイティーにこなすことができます。その際のテクニックは絶妙で、昔ながらの観客を楽しませるプレーを取り入れつつも確実にゴールに迫ります。独特の左足のリズムを持っているため、相手DFはむやみに飛び込むことができません。極めつけはパスの正確性・創造性です。隙さえあれば、だれもが驚くパスを的確に配給します。
コール・パーマーの魅力
【コール・パーマーの魅力①:華麗な左足のテクニック】
Embed from Getty Imagesパーマーといえば左足のテクニックです。「独特なリズム感」にプラスして「しなやかさ」を兼ね備えているため、非常に華麗です。
その左足から生まれるドリブルとパスは精度が高く、意外性のあるものばかりです。ドリブルは左足のアウトサイドを使うことが多く、やわらかいタッチで相手DFまで近づき、確実に逆を取ります。派手なボディーフェイントや足技は行わず、オーソドックスなシザースなどを駆使します。
パスの意外性はプレミアリーグ屈指のものを持ちます。味方が欲しい場所・タイミングなどを正確に把握し配給します。パスというとデブライネが想像されますが、デブライネと同様のパスセンスとビジョンを持っているといっても過言ではありません。
トラップで相手をはがす技術にも注目です。特に、後ろ向きで相手を背負った状況でボールをもらう際、的確に相手の位置を把握しており、2人程度であればトラップ1つではがすことができます。もちろん、すべてが上手くいくわけではありませんが、「あ!」っと驚くトラップをする回数は他の選手に比べて圧倒的に多いです。
↓意外性のあるトラップで相手をはがすパーマー↓
【コール・パーマーの魅力③:フィニッシュの冷静さ】
Embed from Getty Imagesドリブル時の視野の広さもさることながら、フィニッシュにおいても周囲の状況をくまなく把握できています。
ドリブルのうまい選手の中で、ゴール前までは運ぶことができても、しっかりとフィニッシュできる選手は多くはありません。その点、パーマーの冷静さとシュートの質は頭一つ抜けています。シュートのインパクトやタイミング、それらを最後の最後までこだわれます。
また、相手のシュートブロックに応じて、シュートフェイントで切り返しを行ったり、さらに抜きにかかったりと、最後まで目が離せません。
そのような冷静さを持つ選手のため、チェルシーではPKキッカーを託されています。
次世代型の選手として
コール・パーマーの魅力をお伝えしました。
これまでのフットボールの流れを観察していると、パスセンスに長けた選手、ゴールをひたすらとる選手、守備能力に長けた選手など、各分野でのスペシャリストが多くいたように思います。
しかし、パーマーはパス・決定力・守備対応など、どの分野においても高レベルで戦えます。サイドバックの選手が中盤起用されるように、能力面においてもユーティリティ性が求められ始めています。
その最前線にいるのがパーマーです。必ず時代を席巻する選手です。
是非コール・パーマーの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!