こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。
今回はエヴァ―トンに所属するFWドワイト・マクニールについて深堀をしていきます。エヴァ―トンの前線を引っぱっていく選手で、独特のリズムがたまらない選手です。
そんなマクニールについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
基本情報
【身長】 183cm
【生年月日】 1999年11月22日
【出身国】 イングランド
【利き足】 左
【ポジション】 FW
【背番号】 7
【市場価値】 2600万ユーロ
主な獲得タイトル
特になし
プレー映像
まずはマクニールの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。
これまでの経歴
2024年現在までのマクニールの経歴を簡単に振り返りましょう。
バーンリーFC下部組織 [2013-2018]
元々、マクニールはマンチェスターユナイテッドの下部組織に入っていました。しかし、周りの選手との差を感じてしまい退団。
その経緯があり、2013年にバーンリーFCの下部組織に入団しました。バーンリーでは周りに埋もれることはなく、順当に成績を伸ばしました。16歳でその実力が評価され、U18への昇格を勝ち取っています。
そして2018年にはトップチームに帯同する機会も増えました。
バーンリーFC [2018-2022]
出場試合数 | 147試合 |
得点 | 7得点 |
アシスト | 17アシスト |
バーンリーに移籍後は安定して出場機会を得ることはありませんでした。それでも徐々にベンチからのスタートが増え始め、18/19シーズンの20節でフル出場を果たします。この試合でプレミアリーグ初ゴールを記録しました。
それ以来、監督のショーン・ダイシの信頼を掴んだマクニールは出場機会を安定して得られるようになり、19/20シーズン以降の3年間は連続で40試合に出場しました。
バーンリー時代のマクニールの結果は147試合7得点17アシストと、ウィンガーにしては物足りなくも無いですが、チーム内での評価は高かったようです。
エヴァ―トン [2022-2025]
出場試合数 | 82試合 |
得点 | 10得点 |
アシスト | 11アシスト |
2022年7月にエヴァ―トンと5年契約を結びました。
移籍後は早速スタメンとして起用されるようになり、左サイドを主戦場としました。
2023年にはバーンリー時代を共にしたショーンダイシ監督がエヴァ―トンの監督に就任。マクニールはチームの中心的な役割を担うことになりました。
エヴァ―トンが低迷を続ける中、前線を引っぱるのはマクニールでした。
プレースタイル
左足のパス・ドリブルを武器としている選手です。パスは多彩な種類を扱うことができ、エヴァ―トンではセットプレーのキッカーを務めています。ドリブルも独特のものを持っており、推進力があります。特に、ペナルティーエリアに侵入できれば相手DFが足を出すことが難しく、マクニールの独壇場になり得ます。
ドワイト・マクニールの魅力
【ドワイト・マクニールの魅力①:キック精度】
Embed from Getty Imagesマクニールのキック精度は非常に高く、セットプレーでは毎回高精度なクロスをあげます。ショーン・ダイシのフットボールは前線に大型のFWを配置して、その選手めがけてボールを入れ込むスタイルなので、マクニールのキック精度は大きな武器になります。
また、セットプレーのみならず、ドリブルの流れから放たれるシュートも抜群です。
↓24/25シーズン第6節の対クリスタルパレス戦で決めたゴールシーン↓
このようなシュート以外にも、アーリークロス、サイドチェンジなどの質も高く、エヴァ―トンの最大の武器になっています。
【ドワイト・マクニールの魅力②:繊細なボールタッチ】
Embed from Getty Images特にファーストタッチのボールの置き所が非常にうまい選手です。
マクニールはフィジカルでボールを隠したり、突破するようなタイプではありません。どちらかというと線の細い身体が特徴です。なので、ボールの置き所にこだわっているように見えます。
左サイドでボールを受ける際にトラップミスをするシーンというのは印象になく、無難にピタッと止めている印象です。
また、相手に向かってドリブルを仕掛ける際の細かいタッチも素敵で、DFが足を出せない、もしくは出しずらい位置にボールを運んでいきます。
【ドワイト・マクニールの魅力③:味方の使い方】
Embed from Getty Imagesマクニールの個の力で打開できる状況も少なくありません。しかし、マクニールは味方をうまく使いながらボールを前に運んでいきます。
それはワンツーやシンプルなパスもそうですが、味方をおとりにしたドリブルもそうです。ボールを足元に置き、味方がいる方に身体を向けると、当然相手DFはマクニールがパスをするかもしれないという選択肢を考えます。
その考えの逆手をとります。瞬時に反転、もしくは前線にボールを蹴って走り出します。そういった味方の使い方をするのがマクニールの特徴です。
エヴァートンの低迷を救えるか
ドワイト・マクニールの魅力をお伝えしていきました。
足元の技術に長けた選手で、その技術はエヴァ―トンの最大の武器になっています。毎年、エヴァ―トンが降格争いに巻き込まれる展開となっていますが、1度巻き込まれてしまうと、そのシーズンに活躍した主力選手が引き抜かれてしまうことが多くあります。昨シーズン(24/25シーズンに向けた夏の移籍)には、MFアマドゥ・オナナが引き抜かれてしまいました。
そんな状況のエヴァ―トンを救えるのはマクニールのような個に特徴があり、得点に多く絡める選手です。そういった意味で、毎シーズンマクニールには期待がかかります。
エヴァ―トン降格の危機を救えるかどうかに注目です。
是非ドワイト・マクニールの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!