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【エべレチ・エゼ】のプレースタイルと経歴は? クリスタルパレス攻撃のキーマンの魅力とは

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こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。

今回はクリスタルパレスに所属するFWエべレチ・エゼについて深堀をしていきます。これまでクリスタルパレスはエゼとオリーセを中心としたチーム作りが行われてきました。しかし、24/25シーズンの夏の移籍でオリーセがバイエルンミュンヘンへ移籍となり、パレスは残されたエゼに期待を膨らませています。鎌田大地ともポジションが近く、連携面では非常に注目が集まります。

そんなエゼについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

基本情報

【身長】 178cm

【生年月日】 1998年6月29日

【出身国】 イングランド

【利き足】 右

【ポジション】 FW

【背番号】 10

【市場価値】 7100万ユーロ

主な獲得タイトル

特になし

プレー映像

まずはエゼの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。

これまでの経歴

2024年現在までのエゼの経歴を簡単に振り返りましょう。

2016-2017

2016年のQPRでのプロデビューがエゼの始まりでした。その当時エゼは18歳でした。

同年ではFAカップの1試合に出場したものの、翌年にウィコム・ワンダラーズにレンタル移籍をします。

2017-2018

ウィコム・ワンダラーズはその当時イングランド4部のチームでした。

結果としては22試合に出場し、5得点1アシストと、成功と言える年にしました。

この実績が認められ、17/18シーズンに再びQPRでプレーする機会が与えられます。

2018-2020

レンタルバックされたエゼは17/18シーズンに17試合2得点0アシストを記録。この時点では完全なレギュラーメンバーではありませんでしたが、翌年の18/19シーズンからはレギュラーに定着しました。

みるみる成長をしたエゼは18/19シーズンに46試合4ゴール3アシスト、19/20シーズンに48試合14ゴール8アシストを記録し、その才能を開花させました。この当時からトップ下やウィンガーとしての出場が多かったみたいです。

その才能が認められたエゼはトッテナムなどから関心を寄せられますが、最終的にはクリスタルパレスを選択します。

2020-2025

20/21シーズンにクリスタルパレスへと移籍を果たしたエゼ。その移籍金は1780万€と、当時としてはかなりの高額でした。

そんな期待のかかる移籍初年度は36試合に出場し、4ゴール6アシストと及第点の活躍。

その翌年である21/22シーズンはアキレス腱断裂の大怪我を負ってしまい、17試合1得点1アシストにとどまりました。

その後、怪我は順調に回復し、翌年からは本来のエゼがもつ才能を発揮。22/23シーズンは40試合10ゴール4アシスト、23/24シーズンは31試合11ゴール6アシストを記録しました。

アキレス腱断裂という大怪我を負いながら、本来の力を発揮するのに苦労する選手が多くいる中で、エゼの回復からの活躍っぷりには驚嘆です。

エべレチ・エゼの魅力

【エべレチ・エゼの魅力①:足元の高い技術力】
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エゼは足元の技術力が非常に高い選手です。

エンバぺのように特別に足が速いわけでもなく、ネイマールのように特別にテクニックがあるわけではありません。しかし、エゼを見ていると、足元の技術力を感じざるを得ません。

それは相手の重心を僅かにずらすテクニックが上手いのです。少しわかりづらいですが、プレーをみていると派手に相手DFの重心を傾けるようなドリブルはしません。ほんの僅かな重心のズレを作り、逆を突いてドリブルで進んでいきます。

ですので、ネイマールのようにサイドでボールを受けた流れでテクニックを披露するようなタイプの選手ではなく、どちらかといえばボールを自ら受けに行ってアクティブな動作でDFの逆を突いていく選手です。

【エべレチ・エゼの魅力②:フィジカルを活かした推進力】
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クリスタルパレスの看板であったエゼとオリーセは左利きと右利きで似た者同士と捉えられてきました。しかし、「エゼとオリーセの違いは何か」と聞かれたら「フィジカルの強さが違う」と言えます。

表現が正しいかどうかは分かりませんが、オリーセはヌルヌルとドリブルで進んでいくのに対して、エゼは多少強引でもフィジカルを活かしてドリブルで進んでいきます。

身体をはっきりと相手にぶつけに行く印象はないですが、体幹がしっかりしているため、多少のぶつかり合いには負けません。

また、相手に囲まれたエゼにも注目です。通常、サイドで相手選手に囲まれた選手というのは「当てだし」を狙うか、後ろに下げるパスを選択します。しかしエゼはなぜかそういった密集地帯を抜けだしてきます。

それはエゼの魅力①と②が関係しているからです。僅かな重心のズレを作り出すと同時に、フィジカルを活かしたボールキープをしているからです。

そういったフィジカル面を活かしたボールキープもエゼの魅力です。

【エべレチ・エゼの魅力③:ファーストタッチのうまさ】
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エゼはファーストタッチが非常にうまいです。

クリスタルパレスの場合、やはりエゼが中心選手ということもあり、相手からはマークされる存在になります。エゼがボールに触れようと一列降りても、相手のマークがついてくることが多いです。

そんな状況に長く置かれているからか、エゼがファーストタッチでボールを置く位置は見事です。

先ほどの状況でいうと、エゼに対して相手のマークがついてきたとしても、ファーストタッチで相手の逆をとり、持ち味の推進力でボールを前に運ぶことができます。中盤の選手であっても相手を背負った状況で前を向くことは非常に困難ですが、エゼはマークがついてきている状況を逆手に取り、前を向きます。

また、迎えに行くボールのタッチが上手いだけではありません。サイドに張ってボールを受ける際にもファーストタッチの上手さが輝きます。

そうした、状況に応じたタッチで状況を切り抜ける、奪還する力はエゼの魅力の一つであるといえます。

鎌田大地との共演

エべレチ・エゼの魅力をお伝えしていきました。

エゼは間違いなくこれからのクリスタルパレスの躍進を支える選手です。エゼ1人でなんとかできるリーグではないですが、そんなことまで期待させてくれる選手です。

オリーセの去った今、エゼにかかる期待はこれまで以上ですが、FWのマテタやサールは非常に強力ですし、MFの鎌田大地やウォートンもかなり有力な選手です。そういった選手とどこまでのし上がれるか注目です。

是非エべレチ・エゼの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

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