こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。
今回はアストンヴィラに所属するMFジョン・マッギンについて深堀をしていきます。アストンヴィラの縁の下の力持ちとして、長く愛されてきたマッギン。表には見えづらいところで献身的にチームを支える姿は、アストンヴィラにパッションを与えます。
そんなマッギンについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
基本情報
【身長】 175cm
【生年月日】 1994年10月18日
【出身国】 スコットランド
【利き足】 左
【ポジション】 MF
【背番号】 7
【市場価値】 3000万ユーロ
主な獲得タイトル
アストンヴィラ
クイーンズランドチャンピョンズカップ:1回 (2022)
ハイバーニアンFC
FAカップ:1回 (15/16)
チャンピョンシップ:1回 (16/17)
セント・ミレンFC
リーグカップ:1回 (12/13)
プレー映像
まずはマッギンの魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。
これまでの経歴
2024年現在までのマッギンの経歴を簡単に振り返りましょう。
セント・ミレンFC [2012-2015]
出場試合数 | 98試合 |
得点 | 4得点 |
アシスト | 1アシスト |
セント・ミレンFCの下部組織育ちのマッギン。
2012年の夏に行われたU-20チームのトーナメント戦にてセント・ミレンFCは優勝しました。この時、マッギンは大会最優秀選手に選ばれました。
その実績から、同年にはトップチームデビューを果たします。
セント・ミレンFCに所属した約3年間で98試合に出場し、スコットランド内での知名度を上げました。
その後、2015年にハイバーニアンFCへと移籍します。
ハイバーニアンFC [2015-2018]
出場試合数 | 136試合 |
得点 | 18得点 |
アシスト | 17アシスト |
4年契約でハイバーニアンFCに加入しました。移籍後はスムーズにチームに溶け込み、主力選手として活躍しました。
2015-2016シーズンにはスコティッシュ・カップの優勝に貢献。クラブにとっては114年ぶりとなる快挙でした。この時期に、チャンピョンシップ(英2部)のノッティンガムフォレストへの移籍もささやかれましたが、本人は断ったようです。
その後、2016-2017シーズンは37試合5得点6アシストを記録。2017-2018シーズンは43試合6得点3アシストを記録し、スコットランド年間最優秀選手賞の最終候補にまでノミネートされました。
アストンヴィラ [2018-2025]
出場試合数 | 238試合 |
得点 | 26得点 |
アシスト | 31アシスト |
2018年夏の移籍でチャンピョンシップ(英2部)に所属していたアストンヴィラに移籍します。契約年数は4年で移籍金は推定300万€。
移籍後は早速スタメンとして起用されました。リーグ初年度は44試合7得点9アシストと、大活躍。チームの大黒柱になりました。同シーズンアストンヴィラはプレミアリーグへの昇格を決めています。
その後も、試合に安定して出続け、好パフォーマンスを披露。年間で約40試合をこなす選手となり、2022年にはアストンヴィラのキャプテンに就任しました。
キャプテン就任後もその重責から逃げることなく、チームを牽引。2023-2024シーズンには53試合9得点7アシストを記録するなど、自身キャリアハイの数字を叩き出しました。
プレースタイル
一言で表すと「万能型MF」。低い位置でボールをもらい、ビルドアップに参加することはもちろんのこと、攻撃の機会を終始狙っており、チャンスと見ればゴール前に姿を現します。それを支えるのは強靭な肉体と、尽きないスタミナです。うわずえこそないものの、体格がガッチリしており、ゴール前でのフィジカル勝負は負けません。また、ピッチを縦横無尽に駆け回ることで味方のサポートを行います。
ジョン・マッギンの魅力
【ジョン・マッギンの魅力①:万能な能力を保持】
Embed from Getty Imagesマッギンの能力はどれも高水準で、まさに「万能プレーヤー」といえます。
ボール保持の状況でもボール非保持の状況でも適切なポジショニングで攻守にわたって貢献します。
攻撃時には味方のサポート、チャンスメイク、ゴール前への走り込みなどを終始行います。ヒートマップをみても、ピッチを駆け回っていることが分かります。
守備時には粘り強い守備で相手のボール奪取を試み、コーナーキックなどの場面では貪欲に食らいつきます。
キャプテンとしてできる最大限の努力を尽くす選手です。
【ジョン・マッギンの魅力②:高水準な左足】
Embed from Getty Images左足の精度は武器となっています。特に、シュートに合わせることが上手く、何度かスーパーボレーをゴールに叩き込んでいます。
↓マッギンが過去に決めたスーパーボレー↓
このようなシュートを量産することは難しいですが、マッギンの左足の精度は随所で輝きを放ちます。
味方への配給はゴロ、浮き球問わず、試合の流れを汲んだ軌道を描くことができますし、パスミスをするシーンがほとんどありません。中盤というポジションの特質上、それほどリスキーなパスを選択することもできませんが、とはいえパスの成功率を高い水準で維持することは難しいことです。
また、マッギンはボールを懐に入れることが上手で、相手のプレッシャーをかかりにくくすることができます。少しわかりにくいですが、ボールを自身の前に晒しておくよりも、足元に近い位置でボールを持つ方が相手にとっては守備がしずらくなります
【ジョン・マッギンの魅力③:キャプテンシー】
Embed from Getty Images誰もがついていきたくなるような人柄がマッギンにはあります。
パッション全開でサポーターやチームを煽ることもキャプテンらしい姿ですが、それよりもマッギンはプレーで見せます。
特に、守備をする際には誰よりも泥臭く相手についていきます。もし、抜かれてしまっても決して諦めることはありません。キャプテンとして尊敬できる姿がそこにあります。
キャプテンというと結果でチームを引っ張ることも重要ですが、その点でもマッギンはチームに大きく貢献しており、年間で得点アシスト合わせて10ゴールほどに関与します。
ピッチ上で誰よりも走り、結果も残す。そのチームを引っ張る姿に背中を押された選手は、試合を通じて頑張ることができるでしょう。
主将マッギンの腕の見せ所
ジョン・マッギンの魅力をお伝えしていきました。
マッギンはプレミアリーグらしい選手と言えます。決してクリーンとは言えない守備をすることもありますし、チームの汚れ役を担うこともあります。
それは本来であれば、相手クラブやサポーターからすれば批判の対象になりますが、マッギンの場合、他クラブのサポーターからも愛されているキャラだと感じます。
それほど、キャプテンとしての器が素晴らしく、プレーの質も高いからです。
アストンヴィラはクラブとしてチャンピオンズリーグを狙えるクラブとなりました。かつては優勝を狙うクラブとして世界を牽引する立場にあったアストンヴィラ。そんなアストンヴィラの復権の先頭に立つのがマッギンです。ここからがキャプテンとしての腕の見せ所となります。
是非ジョン・マッギンの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!