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【三苫薫】のプレースタイルと経歴は?日本が誇る唯一無二のドリブラーの魅力とは

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こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。

今回はブライトンに所属するFW三苫薫について深堀をしていきます。三苫はプレミアリーグでも見たことがないドリブルの特徴を持っています。

そんな三苫について理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

基本情報

【身長】 178cm

【生年月日】 1997年5月20日

【出身国】 日本

【利き足】 右

【ポジション】 FW

【背番号】 22

【市場価値】 6200万ユーロ

主な獲得タイトル

川崎フロンターレ

Jリーグ:2回 (2020・2018)

スーパーカップ(日本):2回 (2021・2019)

ルヴァンカップ:1回 (2019)

天皇杯:1回 (2020)

プレー映像

まずは三苫薫の魅力に迫るためにプレー映像をご覧ください。

これまでの経歴

三苫の魅力をもっと深く知るためにも、2024年現在までの経歴を簡単に振り返りましょう。

筑波大学[2017‐2018]

高校時代に川崎フロンターレから打診されたトップチーム昇格を断り、筑波大学への進学を決意しました。

この時、三苫自身は「プロでやっていける自信がなかった」と考えていたようです。

最初は身体ができていなかったこともあり、フィジカル面で苦労したようですが、大学2年生で出場した天皇杯2回戦で三苫の才能が広まり始めます。

対ベガルタ仙台戦でした。この試合で三苫は2年生ながら2ゴールを決め、J1チームを打ち負かしたのです。

川崎フロンターレ[2019-2021]

出場試合数62試合
得点30得点
アシスト16アシスト

大学3年生の時に川崎フロンターレへの加入内定が発表されました。

この川崎フロンターレ時代に、プロでも十分通用し、それ以上のステップアップまで望める選手に成長します。

2019年に行われたルヴァンカップでトップチームデビューをし、その後は公式戦5試合連続ゴールやベストイレブンに選出されるなど、数々の記録を残しました。

最終的な川崎フロンターレ時代での試合数は62試合となり、得点は30ゴール、アシストは16でした。

ユニオン[2021‐2022]

出場試合数29試合
得点8得点
アシスト3アシスト

2021年の8月に川崎フロンターレからブライトンに移籍が発表されました。

しかし、英国での労働許可がおりなかったため、姉妹クラブであるユニオンへとレンタル移籍をすることになりました。

結果的には29試合に出場し、8ゴール3アシストを記録しました。

その中でも三苫のインパクトを欧州に知らしめたのが第11節のスラン選でした。三苫は一人少ない中の0-2でリードを奪われている状況で後半から出場しました。

すると、みるみる得点を重ねてあっという間のハットトリック。

こういった活躍もあり、ブライトンへの復帰が待たれました。

ブライトン[2022-2025]

出場試合数67試合
得点13得点
アシスト12アシスト
※22/23シーズン、23/24シーズン合計成績

2022年にとうとうブライトンへの復帰が叶います。そして8月13日のニューカッスル戦でプレミアリーグデビューを飾りました。

三苫のデビュー時、すぐにゴールがくることはありませんでした。

しかし、ブライトンはこれまでも欧州外から多くの選手を獲得してきたクラブで、その育成力も目を見張るものがあります。三苫もその期待に応えるかのようにどんどんフィットしていきました。

クラブ月間最優秀ゴール賞選出、2週連続の週間ベストイレブン選出、などなど日本人にはこれまで馴染みのなかった賞をいくつも獲得していきます。

そして現段階(23/24シーズン終了時点)で「日本人選手のプレミアリーグ1シーズン最多得点記録」を持っています。

プレースタイル

緩急を活かしたドリブルを好む左ウィングの選手です。左サイドでボールを受けると、相手のサイドバックと対峙することになりますが、じりじりと近づいていき、緩急を使って抜き去ります。カットインよりは縦突破をすることが多く、その成功率はプレミアリーグでも上位です。

三苫薫の魅力

【三苫薫の魅力①:スタンディングからの急加速ドリブル】
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三苫は左ウィングを主戦場としています。左サイドでボールを受けると、軽いステップを踏みながら相手に近づいていきます。相手の両足がそろったところで縦突破を得意としています。

しかし、世界最高峰のレベルともなると簡単にはいきません。

それを知る三苫はボールを受けて見方があがるのを待ちます。三苫が味方のあがりを待つ時間というのは、相手DFからすれば三苫を遅らせている時間でもあります。すると相手DFは三苫に対して無理にボールを奪いに行かず、ボールと正対したポジショニングをします。

ここからが三苫の得意技です。三苫も相手DFもほぼ静止状態ですが、三苫が右足で少しボールをつつきながら縦突破をちらつかせます。すると三苫はやや重心を右足に傾けます。そして右足にかかる重心でボールを縦につつき、一瞬で相手を置き去りにします。

一見、簡単な縦突破に見えますが、わずかな重心の動きで隙を作り出し、初速で差をつけるこの技は三苫にしかできません。

プレミアリーグのスピードスターであるDFカイルウォーカーもこの技に翻弄されています。

【三苫薫の魅力②:アウトサイドキックのうまさ】
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三苫は必ずと言ってよいほどドリブルにアウトサイドを混ぜ込みます。

それは左サイドで右利きの選手が多く行うやり方ではありますが、三苫の場合、他の選手に比べてかなり足首が柔らかく、全体としてしなやかに見えます。

アウトサイドをドリブルに混ぜるメリットとしてはDFを釣りやすく、カットインに有効ということがあげられます。

三苫はカットインでも縦突破でも得点力のある選手の為、DFからすると三苫のアウトサイドタッチは相当厄介になります。

また、縦突破した際にアウトサイドでクロスボールを上げるシーンも数多くあります。

左サイドの選手が縦突破をすれば左足でクロスボールを上げることが基本ですが、左足でける際にはある程度のキックモーションが入ります。DFからすればスライディングタックルの絶好のチャンスになります。

しかし、三苫は右足のアウトサイドを器用に使えるため、キックモーションが極端に少ない、もしくは分かりづらく、クロスボールを上げきることができます。

そんな三苫のアウトサイドにも注目です。

【三苫薫の魅力③:表には出さない情熱】
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三苫には沸々と煮えたぎる情熱がプレー面から見て取れます。

23/24シーズンのFAカップ4回戦のリヴァプール戦。前半終了間際に左サイドの三苫に対してリヴァプールのCBイブラヒマ・コナテが左手を三苫の顔面に直撃させました。

おそらく、他の選手であればコナテに対して、もしくはレフェリーに対して異議を唱えるシーンだったと思います。しかし、三苫はそのままプレーを続けました。

そして後半のアディショナルタイムに三苫が絶妙なタッチで、リヴァプールのゴールに突き刺しました。

この一連の流れに対してブライトンの公式TikTokは「薫を怒らせるな」というタイトルでこのシーンを取り上げ、前半の顔面パンチがこのゴールに繋がったとしました。

そんな三苫のプレーでお見舞いする姿勢はスポーツ選手としてとても尊敬できる部分です。

ビッグクラブの熱視線

三苫薫の魅力をお伝えしていきました。

ブライトンに移籍して以降、その活躍ぶりから多くのビッグクラブへの移籍がほのめかれています。

個人的にはまだまだブライトンのエースとして活躍してもらいたいと思っていますが、ビッグクラブでも十分に活躍を維持できる選手だと思っています。

プレミアリーグで日本人がこれだけ活躍している期間はこれまでありませんでした。

是非三苫薫の魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

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